FileConv
記事一覧
JPGJPEG画像フォーマット

JPGとJPEGは同じ?名前が違う理由と使い分け

2026-04-25約5分で読めます

画像ファイルを扱っていると「.jpg」と「.jpeg」という2つの拡張子を目にすることがあります。どちらが正しいのか、何が違うのか、混乱している方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、JPGとJPEGはまったく同じフォーマットです。

JPEGとは何か

JPEG(ジェイペグ)は「Joint Photographic Experts Group」の略で、1992年に標準化された静止画像の圧縮フォーマットです。写真のようなグラデーションを多く含む画像を効率よく圧縮でき、ファイルサイズと画質のバランスが良いため、現在も世界で最も広く使われている画像フォーマットのひとつです。

なぜ「JPG」と「JPEG」の2つの名前があるのか

歴史的な理由があります。

Windows 3.1時代の制限

1990年代初頭、当時主流だった Windows 3.1 のファイルシステム(MS-DOS)には「ファイル名は8文字以内、拡張子は3文字以内」というルールがありました(いわゆる「8.3形式」)。

このルールのため、本来4文字の「.jpeg」という拡張子が使えず、3文字の「.jpg」が使われるようになりました。

一方、この制限がなかった MacintoshUnix/Linux では「.jpeg」がそのまま使われ続けました。

現在は両方が混在している

その後Windowsも長いファイル名に対応したため、技術的にはどちらでも問題なくなりました。しかし長年の習慣から:

  • Windows環境.jpg が主流
  • Mac・Linux環境.jpg.jpeg が混在
  • ソフトウェアの保存ダイアログ:どちらかに統一しているものが多い

という状況が続いています。

中身はまったく同じ

拡張子が違っても、ファイルの中身(圧縮方式・データ構造)はまったく同一です。.jpg ファイルの拡張子を .jpeg に変えても、逆も同様に、ファイルは壊れず正常に開けます。

画像.jpg  ←→  画像.jpeg  (中身は完全に同じ)

どちらの拡張子でも、Windows・Mac・Android・iPhoneのすべてで問題なく開けます。

混乱しやすいポイント

ソフトによって保存される拡張子が違う

同じJPEG形式でも、ソフトによって保存時の拡張子が異なります。

ソフト・サービス保存される拡張子
Windowsのペイント.jpg
iPhoneの標準カメラ(JPEG設定時).jpg
Photoshop.jpg または .jpeg(選択可)
macOSのプレビュー.jpg
一部のWebサービス.jpeg

どちらで保存されていても動作に差はありません。

ファイルサイズや画質に違いはない

「.jpgの方が圧縮が強い」「.jpegの方が高画質」といったことはありません。拡張子によってファイルサイズや画質が変わることはなく、画質は保存時の「品質(Quality)設定」によってのみ決まります。

JPGファイルをPNGやWebPに変換したい場合

JPG(JPEG)ファイルをPNGやWebPに変換したい場合、FileConvで対応できます。ブラウザ上で変換処理が完結するため、ファイルをサーバーに送信することなく安心して変換できます。

よくある質問

.jpgファイルを.jpegに変更しても大丈夫?

はい、拡張子を変えるだけであれば中身は変わらず、正常に開けます。ただし、ファイルを開くアプリの設定によっては、拡張子を手動で変えた場合に警告が表示されることがあります。

JPGとPNGはどちらが良い?

用途によります。写真や複雑な画像はJPG、透明部分が必要な画像やスクリーンショットはPNGが適しています。詳しくはJPGとPNGの違いを解説した記事をご覧ください。

WebPとJPGはどちらが良い?

Webサイトへの掲載ならWebP、メールや印刷ならJPGが適しています。詳しくはWebPとは?を解説した記事をご覧ください。

まとめ

  • JPGとJPEGはまったく同じ画像フォーマット
  • 名前が違う理由はWindows 3.1時代の「拡張子3文字制限」から
  • 現在はどちらの拡張子を使っても互換性・品質に差はない
  • 画質の違いは拡張子ではなく、保存時の「品質設定」で決まる

ブラウザで完結する無料ファイルツール

ファイルはサーバーに送信されません。使いたいツールをホームから選べます。

ツール一覧を見る →