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WebPとは?JPG・PNGと何が違うのか、いつ使うべきか

2026-04-10約6分で読めます

Webサイトを閲覧していると「.webp」という拡張子の画像を見かけることが増えています。ChromeやSafariでは問題なく表示されますが、古いソフトや一部のアプリでは開けないことがあります。WebPとは何か、JPG・PNGとどう違うのか、どんな場面で使うべきかを解説します。

WebPとは何か

WebP(ウェブピー)は、Googleが2010年に開発した画像フォーマットです。Webページの表示速度を上げることを目的として設計されており、同等の画質でJPGより25〜35%、PNGより最大で50%以上ファイルサイズを小さくできるとされています。

現在は主要なブラウザ(Chrome・Firefox・Safari・Edge)がすべて対応しており、Webサイトでの利用が急速に広がっています。

JPG・PNG・WebPの比較

特徴JPGPNGWebP
圧縮方式非可逆(ロッシー)可逆(ロスレス)両方対応
ファイルサイズ
透過(透明)対応なしありあり
アニメーション対応なしなし(APNGを除く)あり
ブラウザ対応◎(比較的新しい)
ソフト・アプリ対応△(古い環境では非対応)
印刷・入稿△(対応していないことが多い)

非可逆圧縮と可逆圧縮の違い

WebPの最大の特徴は、非可逆(ロッシー)と可逆(ロスレス)の両方の圧縮方式に対応している点です。

  • 非可逆WebP:JPGと同様に画質をやや落として圧縮。写真に向いている
  • 可逆WebP:PNGと同様に画質を維持したまま圧縮。ロゴやスクリーンショットに向いている

つまりWebPは「JPGの役割」も「PNGの役割」もこなせる、多目的な画像フォーマットです。

WebPのメリット

ファイルサイズが小さい

同等の画質でJPGより約25〜35%小さくなります。Webサイトのページ読み込み速度が向上し、ユーザー体験が改善します。モバイル回線でのデータ通信量も削減できます。

透過と高画質を同時に実現できる

PNGは透過に対応していますがファイルサイズが大きくなりがちです。WebP(可逆)なら透過を保ちながらPNGより小さいファイルサイズで保存できます。

アニメーションに対応している

GIFの代替としてアニメーションWebPが使えます。GIFより高画質で、ファイルサイズも小さくなります。

WebPのデメリット

古いソフトで開けないことがある

Windows 10以前のフォトアプリ、古いバージョンのPhotoshopやLightroom、一部の画像ビューアーはWebPに対応していません。印刷サービスや入稿データとしては現時点でほぼ使えません。

iPhoneのカメラはWebPで撮影しない

iPhoneのカメラはHEICで撮影します。WebPはあくまで「配信・表示用」のフォーマットであり、撮影・保存に使われるフォーマットではありません。

どんな場面でWebPを使うべきか

用途推奨フォーマット
Webサイト・ブログへの掲載WebP(表示速度重視)
SNSへの投稿JPG(WebPでも可)
メール・LINEで送るJPG(互換性重視)
印刷・入稿JPG または PNG
透過が必要なWebコンテンツWebP(可逆)
アイコン・ロゴのWeb掲載WebP(可逆)または PNG
長期保存・アーカイブJPG または PNG

Webサイトに掲載する目的であればWebPが最適です。一方、メールや印刷、他の人への共有が目的であればJPGの方が安全です。

WebPに変換する方法

ブラウザの変換ツールを使う

FileConvでは、JPGやPNGをWebPに変換できます。ファイルをブラウザ上でドラッグ&ドロップするだけで変換でき、サーバーに送信されないため安心です。

変換後のWebPファイルはそのまま保存するか、Webサイトにアップロードしてご利用ください。

WebPをJPGやPNGに戻す方法

WebPで届いたファイルをJPGやPNGに変換したい場合もFileConvで対応できます。WebPファイルを読み込み、出力形式としてJPGまたはPNGを選択してください。

よくある質問

WebPはiPhoneで見られる?

iOS 14以降のSafariはWebPに対応しています。iPhoneのブラウザ(Safari・Chrome)であれば問題なく表示できます。ただし、写真アプリでWebPを開こうとすると対応していないことがあります。

WebPに変換すると画質は落ちる?

非可逆(ロッシー)WebPに変換する場合は、JPGと同様にわずかな画質劣化が発生します。高い品質設定で変換すれば実用上は気にならないレベルです。可逆(ロスレス)WebPであれば画質劣化はありません。

写真をWebPで保存し続けても大丈夫?

長期保存・アーカイブ目的にはJPGやPNGの方が安心です。WebPは比較的新しいフォーマットのため、10〜20年後に対応ソフトがなくなるリスクがゼロではありません。Webへの掲載用に使い、オリジナルはJPGやHEICで保管しておくのが理想的です。

まとめ

  • WebPはGoogleが開発したWeb特化の画像フォーマット
  • JPGより25〜35%小さく、透過・アニメーションにも対応
  • Webサイト掲載には最適だが、印刷・入稿・メール共有にはJPGが安全
  • 古いソフトや環境では開けない場合があるため用途に合わせて使い分けが必要
  • FileConvでJPG/PNGからWebPへ、またはWebPからJPG/PNGへの相互変換が可能

WebP画像をJPGやPNGに変換する

対応していないソフトで開けないWebP画像をJPGまたはPNGに変換。ブラウザ内で処理されます。

WebP変換ツールを使う →